鞆の浦 招福 傘えびす「吊るし飾り」
鞆の浦 招福 傘えびす「吊るし飾り」
「吊るし雛飾り」の風習は古くから日本各地にみられ、山形県酒田の『傘福』、静岡県稲取の『つるし雛』、九州柳川の『さげもん』などがよく知られています。その起源は室町時代末頃に遡ると思われますが、どのようにして全国に伝わったかは、桃の節句に飾る「お雛様」同様、様々な説はあるものの定かではありません。 吊るす物の一つ一つには長寿や家内安全、五穀豊穣、商売繁盛など様々な願いが込められ、縁起物としても継承されてきたものです。 飾りは、大きいものは1001個で、他のものも全て縁起数(例えば七、五、三)とされる割り切れない(“割れない”に由来)数で構成されています。 ■展示期間 2月4日~5月31日まで ※期間中ロビーは営業日に関係なく開放しております ■時間 10時~16時まで